こんにちは。ぽみです。
最近、発達障害が、大人のADHD、片付けられない女性、等々色んなセンセーショナルなタイトルで特集されていることも多く、
「もしかして、自分もそうなのでは」と不安になっている人も多いのではと思います。(私もそのうちの一人でした)
今回は私がADHDで受診しようと思ったきっかけのエピソードについて書きます。
心療内科、もしくは精神科を受診しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
雑誌の特集ではじめて「ADHD」を知る。
ある日、本屋さんでライフスタイル系の雑誌を読んでいたところ、
「女性のADHD」に関する特集が目に飛び込んできます。
片付けられない、衝動買い、金銭管理ができない、などなど。
ふむふむ、発達障害か~私も片付けや金銭管理はできないけど、まぁ違うでしょ~と、その時はそこまで深刻には考えていませんでした。
まさかの夫からの指摘で大きくなる不安
ネットのニュースで発達障害に関する記事が目に入ったとき、
「なんかADHDっていうのがあるらしいね~片付けできないとか、わりと誰でもあてはまるよね?」
と夫と話していました。すると夫もスマホをぽちぽち。ADHDに関してググっていました。
「ぽみ、ほとんどあてはまるよね~。」と苦笑いと「いや絶対あてはまるでしょ」と。
え、夫から客観的にみてそうなの?!となんだかショックでした。
確かに片付けや家事が本当にできないので、夫にやってもらってばかり。
金銭管理も苦手で基本的に夫に家計は丸投げ。たまに使いすぎて怒られたり。
自覚はないものの、「心ここにあらず」で、上の空状態なことが多く
「ねえ!話聞いてる?!」と怒られることもしばしば。
確かに、冷静に考えるとあてはまりはするけど、とじわじわ
「もしかすると自分は発達障害なのか?」と自分の中で不安が大きくなっていきました。
社会人になって繰り返すうつや不安状態
大学を卒業後、インテリア関係の仕事に就職。
仕事はお客さんと話したりコーディネートをとめどなく考えるのが大好きで順調そのもの。
しかし、先輩から独り立ちして任される仕事が増えるにしたがって、ミスやおっちょこちょいな部分が表面化していきます。
ただ、コミュニケーション力はある方だったので、そこまで自分の中で深刻な問題だとは捉えていませんでした。
そこから更に任される仕事が増えてくると、とにかくミスが多いので確認作業は必至で業務に時間もかかり、負荷が増えていきました。
そこから、間違えたらどうしよう、という不安や、家に帰宅してからも、あの資料大丈夫だったかな。と心配になったり。
動悸や眠りが浅い、疲れがとれない、といった症状が続くようになり、心療内科に通院することになりました。
心療内科のお世話になる生活が続く
心療内科では抗うつ剤と、安定剤(レクサプロ&ソラナックス)が処方されました。
(とんでもない心療内科に行ってしまったり色々エピソードがあるのですが長くなるので割愛。)
通院と、職場にも相談して業務量を調整してもらうなどで落ち着いてきたうつの症状。
「だいぶ落ち着いたね~」と主治医からもお墨付きをもらって、卒業したつもりが再発。
調子がよくなったり、悪くなったりを繰り返す状態で「なんでこんなにうまくいかないんだろう」と悩み続けていました。
社会人になり、妻になり、母になり、振り返ってみると、なんとか明るさで
乗り越えてきたものの、うまくいかないことだらけなことに気づき、自分自身に疲れてきたところでした。
夫には絶対ADHDだよって言われるし、病院の待合室にもADHDに関する冊子が置いてあったので
「もし、今までこのうまくいかない感がADHDによるものなら、対策があるかもしれないし、相談してみようかな....違うなら違うで安心だし。」
ということで、主治医に相談する決意が生まれました。
診断に救いを求めるような気持ちも
片付けや金銭管理、家事がめっぽうできなくても暖かい目で見守ってくれたり、やや衝動的に高校を辞めた過去を知っても「ヤバい奴やな」と笑い飛ばしてくれたりと、心の広い夫、
ミスが多かったり、精神的に落ち込んだ時に一緒に考えてくださった職場の先輩など
とにかく周りに恵まれているがゆえに、なんとかなっていたような気がしていました。
しかし、実際は困りごとだらけで周りに迷惑を掛けているではないかと。
自分自身への不信感も募って精神的に疲弊していた部分もあり、
「そうなってしまう根本的原因」を求める気持ちもあったと思います。
ADHDかもしれない、いやただの甘えだ、と頭でグルグルしていました。
自分を変えたいという気持ちが後押しに
夫からの客観的な指摘があったこともありますが、
「うまくいかない自分をどうにか変えたい、このままじゃ嫌だ」という思いもあって、先生に相談してみる決心がつきました。
結果、今は服薬と通院を続けていますが、もし服薬が必要でなかったとしても
自分自身の強みや弱みを診断で知ることができたので、「勇気を出して相談してよかった」 と思っています。
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