こんにちは。ぽみです。
女の子なのに、主婦なのに、、、、
どうしても片付けが苦手だったり、持ち物の整理ができなくて困っている人も多いのではないかと。私もそのひとりです。
本当に片付けが苦手な人って、何らかの要因があると思います。
忙しすぎてそもそも片付ける暇がない、物が多いけど収納が足りず物理的に片付かない、病気で片付けができない、etc…
私も片付けが苦手な幼少期~対して改善されず大人になりました。
社会人になり、主婦になり発覚した「ADHD傾向」が背景にあったようです。
では、ADHDの私がなぜ片付けが苦手なのか、診断に用いられたWAIS(知能検査)の結果を基に分析したことを紹介していきます。
※WAISはADHDを診断するものではなく、あくまで診断材料、能力の凹凸を測るものとされています。診断の結果や読み物等から自分に落とし込んだ分析ですので、あくまで参考程度にご覧になってください。
WAIS‐Ⅳ知能検査でわかった能力の凹凸
抑うつ、不安でもともと通院していた心療内科。ADHDの傾向を確かめるために心理士さんによってWAIS-Ⅳのテストが行われました。
口頭で答えたり、紙に書いたり。そんなに難しいものではなく
「結構できたんじゃない?」っていう感想でした。(自信)
後日テストの結果が返却され、医師の診察。
「典型的なADHDとまではいかないけど、数字にバラつきはあるね」とのこと。
心理士さんのコメントでも
- 集中してひとつの物事に取り組むのが苦手で注意力が弱い
- 空間を認識したり、体系立てて物事を考えることが苦手
という傾向が見られるとのことでした。
知能検査はいくつかの指標に分かれているのですが、私の場合は知覚推理という指標が89と、上位の「言語理解」の数値に比べるとかなり低い数値でした。
知覚推理とは、「視覚から入る情報を踏まえて論理的に物事を考える力」を測る指標のこと。
この知覚推理の得点が低いと、具体的にどういったことが起きるのかというと
- 図表など、非言語の資料を理解すること
- 先の見通しを立てること
- 自分の考えをまとめたり相手の考えを理解すること
- 空間を認識し、物の位置や自分の位置を把握する
- 算数の図形問題や、応用問題を解く
といったことが苦手になったり、困りごととして表出しやすい傾向にあるそうです。
あ~わかるわ、わかる~納得!という感じでした。(笑)
商店街でお店に入ったら行きたい方と逆方向に行ってしまう、何か指摘されたら「わかりましたっ!」と言うもののきちんと理解できるのは少し経ってから。数学は苦手で特に図形の問題はさっぱり…など
片付け以外にも自分自身の不得意としていることがぴたっと当てはまるような感覚でした。
自分の能力の凹凸が分かると対策が立てやすい
あくまでこのWAISの結果は、先にも書いた通りADHDの診断を確定づけるものではなく、能力の凹凸や傾向を見るもの。
これまで勉強は得意!こういうテスト得意!と思って生きてきたので平均をかなり下回るIQの項目があったのは少しショックでしたが。
根本的な知能として「片付けが苦手」な傾向にある、ということでただただ、だらしない、ダメな人間であるという結果がすべて(いや、多少のだらしなさはあると思いますが。笑)ではない、と分かって正直少しほっとした気持ちもありました。
知覚統合の数値が低い=視覚から入ってくる情報を処理するのが苦手な傾向
処理しやすくするには、視覚から入ってくる情報を少なくするしかない。
そして、片付けが比較的できていた頃の状況も鑑みて、そもそもの「物を減らす」という考えに行きつきました。
私が片付けが苦手すぎる人生を送ってきたひとつの理由として
知覚統合の数値が低い=視覚から入る情報を処理するのが苦手=物の認識が薄く片付けができない
と紐づけができたこと。
能力の凹凸を理解したうえで、服薬や環境調整をしていきました。
また後日、ADHDの診断に至った経緯などをご紹介していきたいと思います。